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​大島 成己

2020年で10周年を迎えたBUILDINGは、元撮影スタジオの名残で現像室のあった2階スペースをフルリノベーションし増床。そのリニューアルオープンを記念して多摩美術大学の教授であり美術家の大島成己氏の写真展『The Neutral』を開催しました。

被写体への焦点距離を変化させて撮影した数百枚の高解像度写真をコンピューター上で格子状に繋ぎ合わせることで生み出される大島氏の写真作品は、人間の視覚器官では本来捉えることのできない空間認識を揺さぶる奇妙な風景を生み出し、BUILDINGの空間に非日常的な視覚体験をもたらしてくれました。



大島 成己

1963年生まれ、大阪府出身。2001年のトーマス・ルフ教室(ドイツ)での研究を機に、2003年ロッテルダム国際建築ビエンナーレ、2004年ヴェネチアビエンナーレにおいて作品を発表。複数の焦点が混在する写真作品は日常的なパースペクティブでは捉えられない視覚体験をもたらす。現在は多摩美術大学で教鞭を執りながら国際的にも活躍している。

大島成己 写真展 - The Neutral

2020年10月10日(土) ― 11月23日(月)

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