Sgabillo & Ulm Stool by Max Bill
- Yosuke Kimura
- Mar 30
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マックス・ビルがウルム造形大学の学生たちのためにデザインしたウルムスツールが入荷しました。イタリア・ザノッタ社製の「ズガビッロ」とスイス・ヴォーンベダルフ社製の現行品ユーズドになります。
1954年当時、旧西ドイツのウルム造形大学の初代学長を務めていたマックス・ビルが、アシスタントのハンス・ギュジョロと共にデザインしたもので、学生たちが講義やカフェテラスで椅子として使用でき、またひっくり返せば教材を乗せて持ち運べるトレーにもなるパーソナルなスツールとして考案されました。

ザノッタ社製のモデル(写真左)はビーチ材の共芯プライウッドをクリア塗装仕上げ、ヴォーンベダルフ社製のモデル(写真右)は本体にスプルース材を無塗装で仕上げられています。サイズも若干異なるのが上の写真からも分かっていただけると思います。
ザノッタ社製のモデルは本国でもすでに廃番となっており現在はもう手に入りません。ヴォーンヴェダルフ社製の2脚も程良く日焼けが進んで非常に雰囲気のある佇まいです。是非店頭で見比べていただけると嬉しく思います。